
就活情報サイト「就活の教科書」に掲載された「底辺の仕事ランキング」が炎上していますね。
炎上するに決まっているだろうなと思いつつ「誰が書いたのだろ?」と気になりますよね?
書いたのはサイト運営会社の代表である岡本恵典さんという方なのですが、この記事では岡本恵典となぜ底辺の仕事ランキングを作成したのかをご紹介いたします!
底辺の仕事ランキング書いた人は岡本恵典

・大阪府立大学大学院 理学系研究科 分子科学専攻 有機合成化学研究室 卒業(2015卒)
・株式会社イノベーション(東証マザーズ:3970)に新卒入社
・自身の就活経験に課題を感じ、WEBサイト「就活の教科書」を立ち上げ
・自己分析の書籍「ワークと自分史が効く! 納得の自己分析」を出版
・朝日新聞、産経新聞、経済界など、多数のメディアに掲載
・マイナビニュース、Infraなど、多数のメディアへ記事寄稿
・合同説明会、就活セミナーなど、多数のイベントの登壇
・国家資格キャリアコンサルタントを取得
・就活支援として、OB訪問アプリ「Matcher」でレビュー数100超
「底辺の仕事ランキング」は現在就活の教科書から削除されております。
そして書いた人は株式会社Synergy Career(シナジーキャリア)の代表取締役の岡本恵典(おかもとけいすけ)さんになります。
2022年7月1日の週刊女性PRIMEにてそれがわかります。
気になるのが記事の監修者であるA氏は同社の代表取締役となっていることだ。
引用元:週刊女性PRIME
岡本恵典さんは大阪府立大学大学院(理系)を卒業後に就職しましたが、9ヶ月で退職されております。
就活で苦戦し、自分の納得する結果が得られずモヤモヤした気持ちを持ったまま就職してしまったことが原因のようですね。
私は就活当時、錯綜する就活情報の中、面接で自分のことを最大限伝えられず、何社も落ち続けました。
その後、なんとか内定をもらった企業へ入社しました。
しかし、内定をもらったものの、本心から納得できていませんでした。
結局、働くのが嫌になり、9ヶ月という速さで退職してしまいました。
その後はYoutuberや転売で稼いでいたようですが、ブログに行き着いたようです。
自身の経験から就活生にもっと納得のできる就活をしてほしい!という気持ちで「就活の教科書」を始めたようです。
確かに就活していると正しいのかよくわからない情報がありすぎてわけがわからなくなるのですよね。
1つ「これだ!」と言える情報ソースがあれば就活生は情報の取捨選択をする必要なく面接やESに集中できますね。
また「就活の教科書」は実際の大学生が書いているのでよりリアルな声が聞けることが強みのようです。
たまたま大学生の就活の相談にのっていたんで人脈もあったし、実際に就活で成功した大学生に記事を書いてもらえば、実際に学生目線の情報を発信できるんじゃないかと思ったんです
引用元:週刊女性PRIME
底辺の仕事ランキングも執筆は大学生かもしれませんが、監修者は岡本恵典さんなのであしからず・・。
底辺の仕事ランキングとは

底辺の仕事ランキングとは株式会社Synergy Careerが運営する就活情報サイト「就活の教科書」に掲載された「【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧」という記事で土木建設作業員やコンビニスタッフなどを「底辺の仕事」としてランキング付けされたものです。
1位:土木建設作業員
2位:警備スタッフ
3位:工場作業員
4位:倉庫作業員
5位:コンビニ店員
6位:清掃スタッフ
7位:トラック運転手
8位:ゴミ収集スタッフ
9位:飲食店スタッフ
10位:介護士
11位:保育士
12位:コールセンタースタッフ
記事には「一般的に底辺職と呼ばれている仕事は、社会を下から支えている仕事です。そのような方がいるからこそ、今の自分があるのだということには気づきましょう」と前置きは書いております。
ただしっかりとデメリットも書いてあり、多少の偏見も混じっているような・・。
“底辺職業”の特徴3つとして「・肉体労働である ・誰でもできる仕事である ・同じことの繰り返しであることが多い」を挙げつつ、「・平均年収が低い ・結婚の時に苦労する ・体力を消耗する」といったデメリットも並べている。
引用元:週刊女性PRIME
そもそも社会を下から支えている仕事なのに「底辺」という言葉を使うのがちょっと・・。
実際にランキングに入ってしまった職業に就いている方々の中には自分の仕事に誇りを持っている方もいるかもしれません。
そうした人がこの記事を見たらめちゃくちゃ悲しい気持ちになりますし、その人の家族だって悲しいです。
案の定この記事は炎上してしまい、ワイドショーなどにも取り上げられる結果となりました。
底辺の仕事ランキングを作成したのは就活生を煽るため

問題の底辺の仕事ランキングですが、底辺職業はこれだ!と書いて、底辺職業に就きたくなかったらこうするべき〜と回避する方法を書いているようですね。
確かに『底辺の仕事ランキング』の記事には、『就活に失敗してこのままだと、底辺職にしか就職できないの?」と不安になる方もたくさんいます』と煽(あお)りを入れれられていたり、先のような“デメリット”を語ったうえで、“底辺職を回避する方法”を並べている。
抜けだす方法として「就活エージェントを利用する」「逆求人サイトを利用する」などを挙げ、“使うべきサイト”として、サイトのリンクが貼られている。ユーザーが広告をクリックし、会員登録や商品購入をするなどの成果があった場合に報酬が支払われるのがアフィリエイト広告。引用元:週刊女性PRIME
就活生の不安を煽ってこれを利用すれば回避できる!とサイトや広告のリンクへ誘導したり、記事をシェアしてもらうような内容だったようです。
もちろん就活生には底辺の仕事ランキングに入っている仕事には就きたくない!この仕事がやりたいんだ!という人がいると思います。
とは言え他の仕事を下に見るような書き方で不安を煽るのはちょっとやり方が非難を浴びて然るべきというか想定できなかったのでしょうか・・。
底辺の仕事ランキング書いた人は岡本恵典!まとめ
底辺の仕事ランキング書いた人についてまとめました!
ランキングの仕事を見るとどの仕事も本当に大切な仕事ばかりで、底辺なんて言われるようなものではなかったです。
刺激的な内容で記事にアクセスを集めたかったのでしょうが、ちょっとフォローが難しいです。笑
ただ就活の教科書というサイトは本当に就活のためになって自分が就活の時にもあったら良かったのに!と思いました。