
2023年の紅白歌合戦に新しい学校のリーダーズの出演が決まりました!
これまで若年層を中心に知られている新しい学校のリーダーズでしたが、紅白歌合戦に出演ということで幅広い世代に知られるようになりました。
そうなると「なんで紅白に新しい学校のリーダーズ?なぜ人気なの?」という疑問が湧いてくるでしょう。
実際のところ新しい学校のリーダーズは海外でしっかりとした人気を持った状態で日本でバズるという事務所の狙い通りの人気っぷりなのです。
新しい学校のリーダーズがなぜ人気かを詳しくお伝えします!
目次
新しい学校のリーダーズの人気は事務所の戦略が狙い通りハマったから

新しい学校のリーダーズになぜ人気があるのか、それは新しい学校のリーダーズの所属する事務所「アソビシステム」の力が大きいと思います。
ゴリ押し!ではなく戦略ですよ。
新しい学校のリーダーズはぽっと出の新鋭アーティストと思いきや実は2015年に結成とそれなりに歴があります。
ではなぜ今までそこまで知られていなかったのかというと、事務所の方針で国内より海外進出を視野に入れていたからです。
海外進出し、海外人気という土壌を育てる
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海外人気の日本人アーティストを日本のメディアが放っておかない
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日本で露出が増えて人気が出る
という「逆輸入」戦略ですね。
もちろん最終的に日本で売れるのが目標というわけではないと思います。
ただ新しい学校のリーダーズのようなこれまでにない斬新なグループは日本より海外の方が受け入れられやすいと思いませんか?
もちろん海外で人気を得るのは簡単ではありません。
ましてやエンタメの国アメリカでワンマンライブなんてただ事ではありませんよね。
新しい学校のリーダーズの面々の実力もそうですが、もちろん事務所のバックアップあってこそだと思います。
アソビシステムは海外発信に強い事務所
新しい学校のリーダーズが所属するアソビシステムについて調べてみると、事務所のコンセプトからバチバチに「海外進出!」「これまでにない新しいものを発信!」というのがわかります。
アソビシステムは“HARAJUKU CULTURE”をはじめとする日本が誇るMADE IN JAPANのコンテンツをサポートし、世の中に新たな「アソビ」を創造するカルチャープロダクションです。
私たちは創業から海外への挑戦をしてきました。そこで改めて実感したのは、オリジナリティに溢れた日本のコンテンツの素晴らしさ。その魅力を伝えることが私たちの使命であると考え、国内外での活動を続けています。
ASOBISYSTEM
アソビシステムに所属するアーティストを調べてみると「きゃりーぱみゅぱみゅ」や「中田ヤスタカ(パフュームをプロデュース)」と海外でも活躍されている日本のアーティストがおります。

事務所的に「海外に自社のアーティストを売り込むノウハウ」があることがわかりますよね!

そうした海外進出への土壌がしっかりした事務所であれば、グループ自体の方向性やコンセプトも定めやすいです。
斬新な見た目やパフォーマンスに溢れた存在
新しい学校のリーダーズの人気にはセーラー服や応援団の格好という斬新な見た目や力強くも独特なパフォーマンスですよね。
そんな新しい学校のリーダーズの斬新な見た目やパフォーマンスはもちろん本人たちの素養もあると思います。
ですが、「こういうのが海外で売れる!」がわかっている事務所の意見も含まれているのでしょう。
それに独創的な存在というのは「受け入れられない」と思う人もおります。
「新しい学校のリーダーズ 下品・苦手」と言う人もおりますが、そう思って気にしてしまっているあたり新しい学校のリーダーズやアソビシステムの狙い通りと言えます。
海外バズエピソード:アメリカの有名ラッパーが絶賛!
新しい学校のリーダーズの海外バズで有名なエピソードがあります。
アメリカのラッパー「カーディ・B」と「ミーガン・ザ・スタリオン」によるコラボ楽曲「WAP」のリミックスバージョンに合わせて新しい学校のリーダーズメンバーが足を蹴り上げスクワットをする「ハイキックスクワット」動画を投稿しました。
WAPは海外のTikTok上ではトレンドとなっていた楽曲ということもあり、コメント欄は世界中の言語でいっぱいになりました。

ファンがTwitter上でハイキックスクワット動画を投稿したところ、カーディ・B本人が反応しました。
新しい学校のリーダーズはそれにリプライする形で「ハイ!カーディ・B」と挨拶ムービーを投稿すると、カーディ・Bは再び「オーマイガー!」と絶賛しました。
Ommmmmgggg hi girls !!!!! Yaaa are tooo buteeee https://t.co/RLT4QF4geh
— Cardi B (@iamcardib) April 11, 2021
TilTokで使いやすい癖のあるダンス
新しい学校のリーダーズがなぜ人気かその理由には「TikTokで使いやすいダンス」もあります。
日本で話題になったのも「オトナブルー」の首振りダンスですし、曲もそうですが「TikTokで使いやすい癖のあるダンス」というのは今やTikTokでバズる条件なのかもしれません。
振り付けは新しい学校のリーダーズのメンバーで考えているそうですが、斬新かつ真似しやすい振り付けにTikTokでも人気です。
また2021年5月にリリースしたHey! Say! JUMPの「ネガティブファイター」ではメンバーの八乙女光さんが新しい学校のリーダーズに振り付けのオファーするなどプロも絶賛する技術なのだとわかりますよね!
海外人気からの逆輸入の形で日本でも人気に
Googleトレンドで「新しい学校のリーダーズ」と調べると新しい学校のリーダーズが日本より前から海外で話題になっているのがわかります。


日本ではTikTokでの首振りダンスが話題になった形で話題になりましたが、元から海外人気のあることで「逆輸入」なんて言われてますよね。

もし海外人気がなければ首振りダンスの動画もそこまで話題にならなかったかもしれませんよね。
「TikTokで海外の人たちが皆やってるから真似しよう」「首振りダンスのアーティストを調べてみたら海外で活躍している日本人なんだ!」があったからこそだと思います。
こうした「海外人気の土壌を作って日本で売れやすくする」というのも事務所であるアソビシステムの戦略なのでしょう。
ジャニーズやアイドルが不在で時代が味方している
これはアソビシステムも予想外だったと思いますが、2023年11月19日現在ジャニーズやAKBといったアイドルグループの勢いが衰退している状態です。
新しい学校のリーダーズが2023年の紅白歌合戦への出演が決まったのはもちろん実力もありますが、こうしたライバルが自然といなくなった状況も後押ししているのではないでしょうか。
もはや時代が新しい学校のリーダーズに味方しているとしか思えません。
新しい学校のリーダーズの人気の経緯

新しい学校のリーダーズがなぜ人気なのか、人気の経緯をご紹介いたします!
2015年:アソビシステムにて新しい学校のリーダーズ結成
2017年:ビクターエンターテインメントからシングル「毒花」を発売。テレビドラマ「女囚セブン」の主題歌に採用
2018年:ラーメンチェーン店「幸楽苑」のCMに出演し、楽曲「ピロティ」がCMソングに使用される
2020年:「オトナブルー」をリリース。88risingというアジア発のアーティストに強いレーベルと契約し、ATARASHII GAKKO!として世界デビュー
2021年:TikTokのフォロワー数が100万人を突破
2022年:カリフォルニア州のサンフランシスコ及びロサンゼルスにてアメリカ初のワンマンライブを開催
2023年:「SONGS OF TOKYO Festival 2022」で披露した「オトナブルー」の「首振りダンス」がTikTokで話題になる。
「TikTok上半期トレンド大賞2023」にて『オトナブルー』が大賞を受賞
新しい学校のリーダーズは本当に2023年になってからのオトナブルーの印象しかありませんが、ドラマやCMに楽曲が使用されておりました。
とはいえオトナブルーが2020年にリリースされた楽曲というところに少し驚きますよね。
広瀬香美の「ロマンスの神様」がバズったりと本当に今の時代新しいものが売れるだけではないのですねえ。
海外進出してからはTikTokの強化もあってわずか2年でサンフランシスコやロサンゼルスでワンマンライブを成功。
2023年1月に、新しい学校のリーダーズのライブパフォーマンスの様子を映したTikTok動画から「オトナブルー」の首振りダンスがTikTokで話題となりました。
そこから一気にトレンドの階段を駆け上がり2023年上半期のトレンド大賞を受賞。
2023年の紅白歌合戦にも出演されるなど、2023年からの新しい学校のリーダーズは勢いがすごいですね!